沈むのは 沖積平野 のみなのか?それとも街か、文明か?
「もし東京や大阪が沈んだら?」
そんなこと考えたことありますか
まるでSFみたいですが、気象変動による海面上昇はすでに始まっていて現実味を帯びています
これは未来の日本の暮らしに直結するお話です
沖積平野 の役割とリスク
日本国土の1割ほどを占める沖積平野
けれどそこに人口の半分が集中しています
石狩、新潟、関東、濃尾、大阪、徳島、岡山、広島、筑後…名前を聞いただけで、大都市や産業の中心地ばかりだと分かりますよね
この沖積平野の問題点とし、て海面上昇にとても弱いということ
0メートル地帯が広がり、高潮や洪水が起きれば一気に被害が拡大します
IPCCの報告では、1901〜2018年の間に世界の海面は約20cm上がっていて、そのスピードは拡大してます
21世紀末にはさらに数十センチ、長期的には数メートル上昇する可能性もあります
グリーンピースの試算では、2100年までに日本人の約30%が住む場所を失うリスクがあると言われています
つまり、文明の舞台そのものが「沈んでいく」というわけです
沖積平野 を失った文明はどこへ移るのか
では、沖積平野を失った日本人はどこへ移るのでしょう
答えはシンプル「高台」です!
縄文時代、人々は丘陵地帯や台地で暮らしていました
文明はまたそこへ戻ると予想できます
もちろん、これは一夜にして起こるものではありません
数百年単位の時間をかけ、防潮堤や高潮ゲートで都市を守りながら、少しずつ丘陵へとシフトしていく
これは「殿(しんがり)の戦い」にとてもよく似てます
最後まで海と戦いながら、文明を少しづつ新しい場所へ移す長い撤退戦なのです
長い時間軸を持つことで見えること
1000年後に日本の10%が沈むという時間軸で考えると、十分な猶予があると思いませんか?
だから「文明が沈む」と言われても実感が湧きにくい
けれど、地形の変化や文明の盛衰はいつも千年単位で進んできました
人間は自然のリズムに合わせて舞台をうつし、その都度、新しい文明を築いてきたのです
まとめ ― あなたならどんな未来を選ぶ?
沖積平野の沈没は「文明の終わり」ではなく「新しい始まり」です。
- 平野を失うリスクは確かにある
- でも時間は千年オーダーで残されている
- 丘陵地帯に新しい都市を築くことは可能だ
つまり「どう生き延びるか」ではなく「どんな未来を描くか」が問われているのです。
今のうちからその想像力を育てておくことこそが、次の文明を支える力になるはずです。


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