北朝鮮 の地政学的特徴とは?【緩衝地帯/リムランド】

朝鮮半島の北部に位置する『 北朝鮮 』。近年、日本の近くによくミサイルを飛ばしていルことが問題視されています。

北朝鮮が核開発やミサイルを発射をするのには地政学的な特徴が関係していました。

今回は、北朝鮮の地政学的特徴について見ていきましょう!

目次

北朝鮮 の地政学的特徴は?

北朝鮮

①リムランド

リムランドの一部で、ランドパワー勢力の中国とシーパワー勢力の日本に挟まれた場所に位置します。

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②緩衝地帯(バッファゾーン)

アメリカ率いるシーパワー勢力とロシア(ソ連)のランドパワー勢力の緩衝地帯

このように、北朝鮮は昔から大国同士の争いに挟まれる場所として安定しない立ち位置に置かれている特徴があります。

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北朝鮮 の思惑

北朝鮮

北朝鮮には『何を考えているのか分からない』と思わせる戦略があります。

理由は、敵対国への対抗・警告や、資源の要求を通りやすくするためです。

その主な行動がミサイル発射や核開発などのテロ行為になります。

常に安定しない状況で資格の大国に対抗するには、こうした行動でしか対抗できないのかもしれません。

しかし、いくら自国を守る戦略だとしても他国の人々に恐怖心を与える行為は許せません。

北朝鮮のテロ行為についてはアジアの地政学リスクとして認識されています。

また、ベトナムのような国を目指しているともいわれています。


日本へのミサイル問題

北朝鮮

最近、日本への弾道ミサイル発射の頻度が増えています。

2022年には少なくとも59発が発射されています。

2024年現在も頻度は落ちることなく、日本を含めた周辺国は気が抜けない状況が続いています。

最近では、中国に接近する動きも見せていて、アメリカと日本に地政学的な揺さぶりをかけてきています。

まとめ

  • 北朝鮮の地政学的特徴は「リムランド」と「緩衝地帯」であること
  • ミサイル発射などのテロ行為の思惑には、「何を考えているか分からない」ようにする戦略がある
  • 最近、中国に接近中


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