東南アジアに位置する『 シンガポール 』。
多様性な文化が印象的なあのマーライオンがいる人気観光地のひとつです。
また、世界の金融センターランキングではアジア首位にランクインするなど経済パフォーマンスも好調です。
しかし、資源がほとんどない国でもあります。
今回は、シンガポールが経済成長することが出来た理由を地理的視点からみていきましょう!
目次
シンガポール の経済成長の2つの理由
①台風の影響を受けない
シンガポールは赤道直下の北緯1度に位置しており、台風が来ません。
赤道付近では、台風の発生に必要な「転向力(コリオリの力)が働かないためほとんど発生しません。
東南アジアに位置する国は、台風の影響で社会インフラが壊されたり人命が奪われる被害が多いので珍しいです。
この利点が安定した経済成長の地盤になっています。
②ASEAN(東南アジア諸国連合)の中心に位置
ASEAN各国の中心に位置しているため、金融・貿易・物流などのハブとしての役割を担っています。
コロナ禍での中国人の富裕層の受け入れに成功し、金融ハブの地位を確立に成功しました。
世界の金融センターランキングではアジア首位にランクインしています。
多様な民族性の受け入れも経済成長の促進に!
シンガポールの国民は4分の3が中国系住民で、少数派ではマレー系住民やインド系住民もいます。
シンガポールでは不平等に扱ったりしないため、主要民族の言語をすべて公用語にしています。
道路標識などが複数言語で表示するなどの取り組みが行われています。
こうした柔軟な民族の受け入れも経済成長のきっかけをつくったといえるでしょう!
まとめ
- シンガポールの経済成長の理由は①台風の影響を受けない②ASEAN(東南アジア諸国連合)の中心に位置した地の利を活かしたこと
- 軟な民族の受け入れも経済成長のきっかけをつくった
- 金融ハブの地位を確立に成功し、世界の金融センターランキングではアジア首位にランクイン
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