東南アジアのボルネオ島北部に位置する『 ブルネイ 』。面積は三重県とほぼ同じくらいの小さい国です。
また、正式名称は「ブルネイ・ダルサラーム国」と呼び、君主制国家(国民の80%がムスリム)です。
ブルネイの国民総所得は東南アジア2位になっていて、世界でも有数な富裕国のひとつです。
今回は、ブルネイが富裕国になった背景などを地理的視点から見ていきましょう!
目次
天然資源で富裕国となった国 ブルネイ
ブルネイには、石油や天然ガスなどの豊富な天然資源があります。
いわゆるオイルマネーで経済が潤い富裕国になりました。
日本はブルネイにとって最大の貿易相手国です。また、日本にとってもブルネイはエネルギー資源の安定供給をしてくれる重要なパートナー国です。
そのため、日本の皇室とブルネイ王室の交流も深いです。
富裕国ならではの国民に対する高待遇とは?
ブルネイは、内政が安定しているため経済面での国民の生活が豊かです。
まずブルネイの国民は、住民税や所得税の徴収がありません!
社会福祉も充実していて、医療費や教育費も無料です!!
そして、インフラ整備の恩恵もかなり大きいです!
このような高待遇により、「地上の楽園」と呼ぶ人もいるそうです。
ブルネイ が抱える資源枯渇問題
一方で、ブルネイは天然資源の枯渇問題に直面しています。
予想では、現在(2024年)から20~30年後には石油や天然ガスが枯渇すると言われています。
そう遠くない未来に、ブルネイ政府は新産業の育成を急いで経済の多角化を狙っています。
また、投資にも積極的な姿勢をみせていて、多額の海外資産を保有・運用する動きも見せています。
まとめ
- ブルネイには石油や天然ガスなどの豊富な天然資源があり、オイルマネーで経済が潤い富裕国になった
- 内政が安定しているため経済面での国民の生活が豊かで国民待遇が良すぎる
- ブルネイは資源枯渇問題を打破するため、経済の多角化や海外資産を保有・運用する動きを見せている
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