オーストラリア は世界で最も大きい島であり、世界で唯一の大陸全体が国家になっている国です。
異文化を認めない白豪主義から異文化を積極的に受け入れる多文化主義へと転換した文化的にも珍しい側面を持っています。
今回は、オーストラリアあがどのように経済発展していったのか地理的視点から見ていきましょう!
目次
オーストラリア が大国相手の貿易を発展することができた理由
オーストラリアは南半球にあり、貿易対象となる大国(アジア・北アメリカ・ヨーロッパ)は北半球に位置しています。
そのため、季節が反対になり北半球の国々が農産物を収穫できない時期にオーストラリアは生産出荷できます!
このようにオーストラリアは地理的条件を見事に活かして大国相手の貿易を発展させることができました。
自国の条件をしっかり見極め相手の需要を満たした戦略ですね!!
オーストラリア の国土事情と天然資源
オーストラリアの土地の3分の2が乾燥地帯で内陸部は砂漠気候になっているため、実は農業や畜産業に最適ではないです。(農地は国土のわずか4%)
平坦な土地を利用し、水を確保することで農地や牧場にしています。
また、このような不毛な土地条件から地下資源が多く発見されたことから「ラッキーカントリー」と呼ばれています。
アルミニウム原料のボーキサイトと鉄鉱石の産出量は世界有数で2017年には世界1位となりました。
日本と オーストラリア の深い関係
オーストラリアの国別貿易額を見ると、なんと1割を日本が占めるほどのオーストラリア有数の貿易相手国です。
オーストラリアは牛肉や天然ガス、鉄鉱石を輸出し、日本からは乗用車などを輸入しています。
よく考えると、昔からスーパーに並ぶ牛肉はオーストラリア産のイメージがある人も多いのではないのでしょうか!?笑
これからも仲良くしていきたいですね!
まとめ
- オーストラリアが大国相手の貿易を発展することができた理由は、貿易相手国と季節が反対になることで北半球の国々が農産物を収穫できない時期にオーストラリアは生産出荷できるため
- オーストラリアの土地の3分の2が乾燥地帯で内陸部は砂漠気候になっているため、実は農業や畜産業に最適ではないです
- 「ラッキーカントリー」と呼ばれて、アルミニウム原料のボーキサイトと鉄鉱石の産出量は世界有数
- オーストラリアの国別貿易額の1割が日本
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