「 モーリシャス 」は、アフリカ大陸の南東部にあるマダガスカル島の東に位置している島国です。
面積は、日本でいうと東京都ほどです。
アフリカで最も裕福な国のひとつで、「天国にもっとも近い島」として注目されています!
安定した民主的政府の存在が強みです!
今回は、モーリシャスが経済発展した理由について地理的視点からみていきましょう!
目次
モーリシャス 持つ豊かな地理的条件で発展した産業
モーリシャスの特徴は、サンゴ礁が広がる美しいビーチや自然といった豊かな地理的条件を持っていることです。
これを活かし欧米人をメイン顧客とした観光業を発展させました。
また、繊維業や金融業など多方面での経済発展にも成功しています。
こうした精力的活動の背景には、モーリシャスが昔貧しい国だったことがあります。
昔のモーリシャスは、サトウキビや茶などのモノカルチャー経済だけだったため豊かではなかったです。
そこから巻き返して、現在ではアフリカ第2位の経済国に成長しました。
モーリシャス の歴史が生んだ”つながり”が経済発展に影響した
モーリシャスには様々な国の系統をもった住民が住んでいていて、それぞれが母国とのビジネスを積極的に展開しています。
モーリシャスは、16世紀以降ヨーロッパ諸国(イギリス・フランス・オランダ)の植民地でした。
イギリスの植民地時代にイギリスは、同じ植民地をしていたインドから数十万人の労働者を送り込みました。
そして現在、彼らインド系の子孫がインドとのビジネスを展開して活躍するようになりました!
また、モーリシャスには中国系住民や植民地時代からの欧州系住民も在住しています。
彼らも中国の貿易商と関係を深めたり、EUとのビジネスを展開するなどして活躍しています。
まさに、歴史が生んだつながりが経済発展のきっかけになったと言えます!
まとめ
- 豊かな地理的条件を活かし、モノカルチャー経済から脱出して、観光・金融業など複数の産業を成功させた
- 歴史的背景から様々な国の系統をもった住民が住んでいていて、それぞれが母国とのビジネスを積極的に展開したことも経済発展の促進のひとつ
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