地政学を学んでいると多く出てくる『 地政学リスク 』とは一体どういう意味なのでしょうか?
今回は、地政学リスクについて見ていきましょう!
目次
地政学リスク とは?
「 地政学リスク 」とは、国や地域で起こる政治的・軍事的な緊張の高まりが株式市場にもたらすリスクのことです。
主に、ビジネスや投資関連のシーンでよく使われる言葉です。
戦争やテロなどが発生する、もしくは発生することが懸念された地域や国は「地政学リスクが高い」を評価されます。
なぜ 地政学リスク が高いと株式市場に影響するのか?
資源の価格上昇や為替通貨が乱高下するからです。
戦争やテロが起きたりすると通常の日常生活を送ることはできないですよね。
ということは当然、貿易や資源確保にも影響が出ます。
そして、株式市場にも影響が出るため、地政学リスクが高いと株式市場にダイレクトに影響するということです。
ちなみに株式が売られると、金融資産(ゴールドなど)が買われるようになります。
2001年のアメリカ同時多発テロが起こった時に、実際このような動きが見られました。
日本に関係する 地政学リスク とは?
- 原油の輸入元である中東やロシア情勢
- 中国の台湾有事の可能性がある台湾情勢
まとめ
- 「 地政学リスク 」とは、国や地域で起こる政治的・軍事的な緊張の高まりが株式市場にもたらすリスクのこと
- 地政学リスクが高いと株式市場にダイレクトに影響する
- 株式が売られると、金融資産(ゴールドなど)が買われるようになる
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