世界で起こる大きな争いのほとんどは、『シーパワーVSランドパワー』です。その中でも、現在、世界の覇権争いをしているのがアメリカと中国です。( 米中対立 )
今回は、覇権争いの内容を簡単にみて行きましょう!!
目次
そもそも 米中対立 とは??
米中対立とは、アメリカと中国の覇権争いのことです。
現在、世界の覇権を握っているのはアメリカです。
そうしたなか、中国が急速に力をつけ、積極的に海洋進出を行い、シーパワーを得ようとしています。
それを、押さえつけようとするアメリカとの間で近年対立が激化しています。
中国による挑戦
中国は世界の覇権を得る為、シーパワーを求めて、積極的に海洋進出を図っています。
作戦としては、地図上に第一列島線・第二列島線・第三列島線というラインを引いてラインの内側を勢力下に置こうとしています。
それぞれのラインの付近には、アメリカの軍事基地があったり、ハワイがあります。
こうした背景から、中国が「アメリカの勢力に挑戦するぞ!」という思惑が考えられます。
それぞれのラインの内側に入るエリア
- 第一列島線→沖縄(米軍基地)/尖閣諸島(日本)/台湾/南シナ海
- 第二列島線→グアム
- 第三列島線→ハワイ
歴史上のデータでは高確率で覇権争いが起きてしまう?
歴史家のトゥキュディデスは、大国の力が大きくなると覇権国との間で戦争が起こると述べました。
実際に歴史上のデータをみると、70%以上の確率で覇権争いが起こっています。
まとめ- 米中対立 –
- 米中対立とは、アメリカと中国の覇権争いのこと
- 中国の作戦は、ラインをひきその内側を勢力下に置くことで、海洋進出を狙う!
- ラインの中にはアメリカ勢力に関係するエリアが多く含まれている為、アメリカへの挑戦状と考えられる
- 歴史上のデータによると、高確率で覇権争いが起こる
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